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社長になったら・・・

申告していないけど、どうしよう。

社長になったら・・・   2015/10/23 (金)  6:00 AM

時効があるので、申告書の提出は5年分

おはようございます。

横浜の税理士、佐久間健太郎です。

 

 

会社を設立したものの、本業が忙しくて何年も申告していない。

利益がでていなければ、申告しなくても問題ないと誰かが言っていた。

資料を整理し、集計して、税金の計算をするのが面倒くさい。

 

 

以上の理由から、税務署へ申告書を提出していない社長さんはいませんか?

 

 

いろいろ気になりますが、まずはどこまで遡って申告書を提出するかです。

 

 

法人税の時効は、5年です。言い換えれば、直近5年分の申告書を提出すれば大丈夫です。

 

 

3月決算の場合ですと、たとえ10年以上申告をしていなかったとしても、平成23年3月期~平成27年3月期までのあいだの5期分の申告書の提出となります。

 

 

10年分ださなくて良いと分かるだけでも、少し安心するのではないでしょうか。

 

最低毎年7万円がかかる

税金計算をして赤字であったとしても、法人住民税均等割が約7万円必ずかかります。

 

 

5年分だとしても、7万円×5年=35万円。けっこうな金額となります。

黒字であれば無申告加算税がかかる

税金計算をして黒字であれば、法人税、事業税、法人住民税などが発生します。

 

 

毎年利益が100万円あったとすると、税金はだいたい30万円くらいとなります。

 

申告書を本来の提出期限までに出していないので、この金額に5%の無申告加算税がペナルティとして加算されます。

30万円×5%=1.5万円

 

 

本税と無申告加算税をあわせると、

(30万円+1.5万円)×5年=157.5万円となります。

 

本税にはさらに延滞税がかかる

税金は本来期限までに納める必要があります。期限に遅れた場合には、利息の性格を有する延滞税がかかります。この延滞税は本税にしかかかりませんので、払っていない延滞税にさらに延滞税はかかりません。

 

 

利率は、時期によって変動します。

平成22年~25年までのあいだ … 4.3%

平成26年 … 2.9%

平成27年 … 2.8%

 

 

先ほどの毎年利益100万円で税金30万円の場合は、

 

平成23年3月期 … 30万円×4.3%×3年+30万円×2.9%×1年=4.7万円

平成24年3月期 … 30万円×4.3%×2年+30万円×2.9%×1年=3.4万円

平成25年3月期 … 30万円×4.3%×1年+30万円×2.9%×1年=2.1万円

平成26年3月期 … 30万円×2.9%×1年=0.8万円

平成27年3月期 … 0

 

合計で、11万円となります。

 

 

※平成27年5月中に提出した場合です。ラフな計算をしていますので、参考程度でお願いします。

 

本税、加算税、延滞税の合計は?

毎年の利益が100万円で税金30万円だとすると、5年分の税金の合計は

 

 

本税   150万円

加算税  7.5万円

延滞税  11万円

合計  168.5万円

 

 

※全体として、かなり簡便な計算をしていますので、ご注意ください。

消費税も納める必要があることも

資本金が1,000万円以上だったり、1年間の売上が1,000万円以上だったりすると、上記のほかに消費税を納める必要があるかもしれません。

 

 

 

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